あおぎり発表会

 残念ながら、本年度も全校一斉の公開とはなりませんでしたが、連学年単位で今年の「あおぎり発表会」が開催されました。自分たちの探求したことでわかったことや、調査結果の中から、他者に伝えたいことを選び出して、見に来ていただいたお家の方にプレゼンテーションするという発表会です。ブースに分かれ少人数のグループで発表するるクラス、ステージ型で一斉に発表するクラス、形態は様々ですが、どのクラスも自分たちが伝えたいことを熱心に発表する姿が見られました。

 森上小学校は「考える子」を育てることを目標に日々教育活動に取り組んでいますが、「あおぎり発表会」はその代表的な取り組みとなります。この子たちが将来大人になったときには、世の中は不確実で先の見通せないものとなっていることが予想されます。「自分の考えを相手意識をもってきちんと伝えられる」こと。これは、子どもたちにとって最も身に着けていかなければならない資質・能力の一つといえるでしょう。

 当日は教育委員会のみなさんや保育園の先生方もいらっしゃって子どもたちの姿を見ていただきました。来年こそは保護者や学校関係者の方だけではなく、地域の皆様にもおいでいただいて、この発表会が開催できたらなと思っています。

2021年11月25日